こんにちは!ブログ上級者ワナビーこと、もこぶたです!
今日は、ETF投資で生きていくシリーズ第3弾として、QQQの紹介をしていこうと思います。
早いもので、もうETFシリーズが3記事です。自分の金融知識のおさらいにもなりますし、アウトプットの大切さをひしひしと感じております。。
第1弾はVOOの紹介・第2弾はVTの紹介をしました。お手すきの時にでも読んでいただければ幸いです👇👇
以前から再三申し上げていますが、私がポートフォリオの中核に据えているのはVOOです。これは、今後も変わることはないでしょう。
ただし、これ1本に集中投資をしているわけではありません。実は、VOOの他に、もう1つポートフォリオに組み込んでいるETFがあります。
そうです。それこそが、本日紹介していくQQQなのです。
ということで、今回はそんなQQQの良さを布教して、QQQインベスターを増やしていこうと思います!
☑この記事を読んで欲しい方
・ETFに興味があるものの、どれを選べばいいか分からないという方
・成長著しい企業群への分散投資を考えている方
・QQQについて知りたい方
目次
QQQの概要
ETFって何?
冒頭で申し上げた通り、QQQはETFと呼ばれる商品の1つです。
そしてETFとは、ざっくり説明すると、個別株の感覚で購入できる投資信託です。
この記事は、ETFについての基礎知識がある前提で書き進めていくため、「そもそもETFについて知らないよ!」という方にとっては難しい内容になってしまうかもしれません。
もし知識が不安な方は、以前ETFについてまとめた記事がありますので、下記リンクからお読みいただくことをおすすめします。
QQQってどんな商品?
QQQとは、米国のインベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメントLLCが提供している、NASDAQ100への連動を目指すETFです。
こう聞いただけでは、インベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメントLLC?NASDAQ100?という疑問を抱くでしょう。まずはこれらの言葉から説明していきます。
インベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメントLLCってどんな会社?
QQQの生みの親であるインベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメントLLCは、世界中に拠点を持つ米国生まれの運用会社です。その規模は上記の画像からも見て取れます。
25ヶ国の拠点で8000人以上の従業員がサービスを展開し、その資産規模は1兆ドル以上にも上ります。もちろん、日本にも拠点を構えています。
ETFだけでなく、様々な商品がラインナップされており、世界中の投資家から絶大な人気を集めています。ただ本日は、その中でも特に人気がある商品、QQQを紹介していこうと思います!
QQQの詳細
前述の通り、QQQはNASDAQ100に連動するインデックスファンドです。ここからは、構成銘柄や実績など、詳細についてフォーカスしていきましょう。
NASDAQ100との比較
これは、インベスコ社が出している2020/3/31までのパフォーマンス比較表で、QQQとNASDAQ100の比較データになります。
どの項目を見ても、ほとんど変わらない数値となっていることが分かります。
NASDAQ総合指数との比較では乖離が生まれていますが、この商品はNASDAQ100との連動を目指しているため、この実績は全く問題ないと言ってよいでしょう。
QQQの構成銘柄は?
「NASDAQ100に連動することは分かったけど、具体的にどんな銘柄が含まれているの?」という声も上がることでしょう。上記は、保有比率が高い10の企業リストです。
これを見ると、MicrosoftやAppleに始まり、現在の世界をリードしているIT企業の比率が恐ろしく高いということが分かると思います。
このことは、業界別の比率にも顕著に表れています。
IT企業がおよそ半分を占めています。そのため、これ一本で十分な分散投資をできる商品とは言えないでしょう。
逆にITはこれから伸びる!と考えている方にとっては、とても良い投資先と言えるのではないでしょうか。
参考までに、米国経済を表す指標であるS&P500とNASDAQ100の成長率を比較したグラフも載せておきます。
少なくともここ10年では、NASDAQ100の成長率は米国経済の平均を大きく上回っているという結果が分かりますね。
今までの実績は?
では、実際のパフォーマンスを見てみましょう。まずは、2020/4/9までの5年間のリターンです。
新型コロナウイルスの影響により、一時は1年前の水準まで落ち込みました。ただ、ここ数日は勢いよく戻してきています。
次に、VOOとの比較です。VOOの5年間リターン34.15%に対し、QQQは89.47%になっており、大きな差が生じています。
5年という短期ではありますが、QQQの上昇の勢いには驚くほかありませんよね。
手数料は?
一般的に、ETFは投資信託よりも手数料が低いと言われています。ただし、QQQの手数料は0.20%と、それほど低いという訳ではありません。
例えば、先日紹介したVTは0.09%、VOOに至っては0.03%です。
見込まれるリターンが大きい分、手数料も高く設定されているという訳ですね。ここは少し残念なところです。
QQQのメリット・デメリット
メリットは?
成長著しい企業に分散投資できる!
最大のメリットはこの点でしょう。
QQQへ投資することで、MicrosoftやApple・Googleなど、IT巨人と呼ばれる企業へ投資していることになるのです。
1社ごとに株を買うよりも安く買えますし、お手軽さは個別株の比ではないですよね。少ししか余裕資金がない人でも買い付けることができるため、世界中の投資家から人気を集めています。
ポートフォリオの期待リターンを上げることができる!
上記の内容と似通ってしまいますが、これも大きなメリットです。
前述の通り、ココス年間NASDAQ100のリターンはとても高いです。5年間で約90%も伸びているわけですから、単純に考えると100万円が190万円になる計算です。
このリターンをほったらかしで実現できるため、銀行に寝かせているお金があるならQQQへ移してみてもよいのではないでしょうか。
ただし、元本割れの可能性があることは忘れないようにしましょう。ETFを含め、ほったらかし運用をする際は長期投資が前提となります。
目先の損益に一喜一憂することなく、辛抱強くパフォーマンスを見守っていくように心がけましょう。と、口で言うのは簡単ですが、実際にやってみるのが難しいんですよね。。。泣
デメリットは?
短期トレードには向かない!
QQQはインデックス運用のため、短期的に資産が爆増することはありません。
もちろんVTやVOOと比べて2倍以上のパフォーマンスを発揮している事実はありますが、あくまで前提は長期投資。
そのため、短期売買を繰り返したい方にはおすすめできないです。
もし1年未満で元手を何倍にもしたいと考えているなら、個別株やFXなどの方がよいでしょう。ただし、そのような投資はリスクが大きいことは覚えておく必要がありますね。
手数料が高めに設定されている!
繰り返しになりますが、他のETFと比べて高い手数料がとられます。そのため、少しでも手数料水準が低い投資先を探している人にはおすすめできません。
0.2%という両立をどう捉えるかによって、投資するかしないかを判断しましょう。
為替リスクが付きまとう!
日本で暮らしていく上で避けては通れないのが、為替リスクです。
QQQの買い付けは米ドルで行うため、折角ドル建てで資産が増えても、円高になってしまっては元も子もありません。円を通貨とする国が故の注意点ですね。
もしそうなったら、私はラスベガスのカジノで一攫千金を狙いに行きます。ドルで使う分には問題ありませんからね。
インデックス運用#とは
まとめ
今回はQQQについての記事でしたが、いかがだったでしょうか。
今でこそ、世界的な株価暴落による含み損が広がっていますが、長期投資にアクシデントはつきものです。QQQに限らず、長期投資は退場しないことが大前提となりますので、逆境を楽しむくらいの気持ちでいるのがいいのではないでしょうか。
今回の記事で少しでもQQQの魅力をお伝えできていれば嬉しいです。買うか迷っているという人は、是非一歩踏み出してみて下さい。その一歩が、億り人へのスタートかもしれませんよ。
今後も色々と発信していくので、もこぶたのブログ奮闘記をよろしくお願い致します!