超絶初心者から上級ブロガーへ!?~もこぶたのブログ奮闘記~

右も左もわからないまま、日々思ったあれこれを書いていきます。

ETF投資で生きていく~VTってどんな商品?~

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こんにちは!ブログ上級者ワナビーこと、もこぶたです!

今日は、ETF投資で生きていくシリーズ第2弾として、VTの紹介をしていこうと思います。

前回、私がポートフォリオの中核に据えているVOOの紹介をしました。

www.mocobuta.com

そうしたら、意外と閲覧数が多く(ありがとうございます!)ETFに興味があるという人が分かりました。
そこで、今回は大人気のETFであるVTの良さを布教しようと思います!

☑この記事を読んで欲しい方
・ETFに興味があるものの、どれを選べばいいか分からないという方
・世界中への分散投資を考えている方
・VTについて知りたい方

 目次

 VTの概要

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ETFって何?

冒頭で申し上げた通り、VOOはETFと呼ばれる商品の1つです。
そしてETFとは、ざっくり説明すると、個別株の感覚で購入できる投資信託です。

この記事は、ETFについての基礎知識がある前提で書き進めていくため、「そもそもETFについて知らないよ!」という方にとっては難しい内容になってしまうかもしれません。
もし知識が不安な方は、以前ETFについてまとめた記事がありますので、下記リンクからお読みいただくことをおすすめします。

www.mocobuta.com

VTってどんな商品?

VTとは、米国のバンガード社が提供している、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスへの連動を目指すETFです。
こう聞いただけでは、バンガード社?FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス?という疑問を抱くでしょう。まずはこれらの言葉から説明していきます。

バンガード社ってどんな会社?

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VTの生みの親であるバンガード社は、米国に本社を置く世界最大級の運用会社です。その規模は上記の画像からも見て取れます。
しかし、なぜこれほどまでに成長することができたのでしょうか。

その理由は、バンガード社がンデックス運用のパイオニアだったからです。
現在は効果的な投資方法として支持を集めているインデックス運用ですが、かつては邪道だの下らないだのと言われ、投資家たちからは相手にされていませんでした。
そんな中、バンガード社は1976年に、世界初の個人投資家向けインデックスファンドを売り出し、その後も次々にインデックスファンドを世に送り続けてきました。

その運用成果が大半のアクティブ運用の商品を凌いだことから、一躍脚光を浴びることになりました。そして、その勢いはとどまることを知らず、今日の地位を築くに至ったのです。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスって何?

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは、全世界の株式市場の動向を表す株価指数で、先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成されています。

大型・中型・小型株を問わず、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。つまり、現在の世界経済の動向を知るにはうってつけの指数という訳ですね。
前回ご紹介したVOOはS&P500という米国経済の動向を表す指数に連動していましたが、VTは全世界の経済動向に連動するような商品と言うことですね。

VTの詳細 

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VTについて知るための前提知識を学んだところで、本題に入っていきましょう。
前述の通り、VTはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動するインデックスファンドです。ここからは、構成銘柄や実績など、詳細についてフォーカスしていきましょう。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとの比較

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これは、バンガード社が出している概況報告書の抜粋で、VTとFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの比較データになります。
どの項目を見ても、ほとんど変わらない数値となっていることが分かります。このことから、VTに投資することは全世界に分散投資をするのと同義であることが分かります。
VOOは米国経済への連動でしたから、分散のレベルが段違いですよね。

VTの構成銘柄は?

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「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに投資することは分かったけど、具体的にどんな銘柄が含まれているの?」という声も上がることでしょう。上記は、保有比率が高い10の企業リストです。
これを見て、「VOOの保有銘柄と変わらないんじゃない?」と思ったあなたはとても鋭い観察眼をお持ちですね。上位銘柄はほとんど同じと言っても過言ではありません。
ただし、ファンドに対する構成比率が異なります。VOOの構成銘柄は以下の通りです。

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どうですか?VTの構成比は、どの銘柄もVOOの半分以下ではないでしょうか。これは、VTの方が幅広い銘柄に投資をしているからです。
例えばマイクロソフト社が大崩れした場合を考えてみましょう。VOOは全体の5%が崩れたということになりますが、VTではわずか2.3%が値崩れしたに過ぎません。
VTの防御力の高さが窺えますよね。

では、各国への分散比率を見てみましょう。

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これを見ると、半分以上が米国・次いで日本・英国以下は5%未満であることが分かります。世界中に分散投資をすると言っても、各国の経済に等金額分の投資をするのではないに注意が必要です。
やはり、世界経済の中心は米国ですから、構成比率での存在感も群を抜いています。

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さて、違うデータも見てみましょう。これは、保有銘柄の業界別割合です。
ここからは、金融業界・IT業界の企業が多く含まれていることが分かります。この2業界で、およそ40%を占めていますね。
勢いのある業界と、衰退傾向にある業界があるのは世の常です。そのため、各業界によって分散比率が異なってしまうのはどうしようもありません。これは、VTをはじめ多くのETFで共通の注意点です。

今までの実績は?

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では、実際のパフォーマンスを見てみましょう。上記のデータから、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動しながら価格が動いていることが分かります。
ここで見逃してはいけないのが、VTは決してリスクが小さい(=ブレ幅が小さい)ETFではないということです。

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これは2020/3/31までの5年間のリターンです。かなりブレ幅が大きいことが見て取れます。
特に、最近の新型コロナウイルスによって62.80ドルまで大暴落しています。これは大体3~4年前の水準です。
インデックス運用=リスクが小さいというのは相対的に正しいですが、市場が落ち込んだ時には連動して下落します。この点、個別株でポートフォリオを組んでいる方が小さいダメージで済むなんていう話も耳にしますので、注意しましょう。

手数料は?

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VTの特徴は、その手数料の低さです。一般的に、ETFは投資信託よりも手数料が低いと言われていますが、その中でもかなり低い方(なんと0.09%!)です。
もちろんもっと安く購入できるETFもありますが、純資産額の大きさなど、その他のデータを鑑みると、少なくとも全世界に分散投資できるETFの中では最もおすすめできる商品であると言えるでしょう。

VTのメリット・デメリット

メリットは?

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これ一本で分散投資!

最大のメリットはこの点でしょう。
わざわざ個別企業を分析して投資をしなくても、VTを購入することで全世界へ分散投資をすることが可能です。
しかも、最近だと6000円ちょっとから買い付け可能です。とってもお手軽ですね!
ただし、どこまで分散させたいのかは人によって異なります。
私のような米国経済至上主義者(?)はVOOのように米国内で完結する金融商品を選ぶのがよいでしょうし、人によっては日本の個別企業1社に集中投資が最適である可能性だってあります。
自分に合った商品を選ぶのが1番大切ですね。

手数料が安い!

先程紹介したように、VTは手数料が非常に低いです。もちろん最安ではないですが、ここまで低く抑えられていれば、ほとんど気にしなくていいレベルと言ってよいでしょう。
よく分からない投資信託を購入して高い手数料を取られるくらいなら、VT投資の方が無駄なく資金を分散させられます。

世界経済の成長と連動する!

これも、VTが人気の大きな要因です。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動しているため、世界経済が成長すれば勝手に資産が増えるのです。いちいち決算報告書を読んだり、企業分析をしなくても、ほったらかしで運用できてしまうのは非常に大きなメリットですよね。

デメリットは?

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短期トレードには向かない!

VTはインデックス運用のため、短期的に資産が爆増することはありません。長期的な運用が前提となりますので、短期売買を繰り返したい方にはおすすめできないです。
もし1年未満で元手を何倍にもしたいと考えているなら、個別株やFXなどの方がよいでしょう。ただし、そのような投資はリスクが大きいことは覚えておく必要がありますね。

良くも悪くもFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動してしまう!

これはメリットでもありますが、同時にデメリットにもなり得ます。
先程のデータでも見た通り、世界経済が落ち込んだ時には連動してダメージを食らいます。そのため、VTより成績が良いファンドだって無数にあります。
それでも世界経済の成長に投資することを厭わないという人にこそ、おすすめできるETFではないでしょうか。
未来が分かる人などどこにもいないのですから、成功しようが失敗しようが、投資は自己責任なのです。

為替リスクが付きまとう!

日本で暮らしていく上で避けては通れないのが、為替リスクです。
VTの買い付けは米ドルで行うため、折角ドル建てで資産が増えても、円高になってしまっては元も子もありません。円を通貨とする国が故の注意点ですね。
もしそうなったら、私はラスベガスのカジノで一攫千金を狙いに行きます。ドルで使う分には問題ありませんからね。
インデックス運用#とは

まとめ

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今回はVTについての記事でしたが、いかがだったでしょうか。
今でこそ、世界的な株価暴落による含み損が広がっていますが、長期投資にアクシデントはつきものです。VTに限らず、長期投資は退場しないことが大前提となりますので、逆境を楽しむくらいの気持ちでいるのがいいのではないでしょうか。

今回の記事で少しでもVTの魅力をお伝えできていれば嬉しいです。買うか迷っているという人は、是非一歩踏み出してみて下さい。その一歩が、億り人へのスタートかもしれませんよ。

今後も色々と発信していくので、もこぶたのブログ奮闘記をよろしくお願い致します!